彼女が欲しい
俺はいつも「カノジョが欲しい」と思っていた。
その「カノジョ」という単語は、「カノディオン」という単語に変化し、俺の頭の中では今でも「カノディオンが欲しい」となってしまっている。
これは一体なぜなのか。
それは音楽を聴いていた時に気づいた。
事の発端は『セリーヌ・ディオン』だということに。
そうだ。俺はセリーヌ・ディオンが好きだった。数ある曲の中でも「A New Day Has Come」や「The Prayer」が特に好きだ。ゾクゾクする。
ああ、セリーヌ・ディオンさん最高。
ああ、セリーヌ・ディオンさん素敵。
ああ、セリーヌ・ディオンさん・・と、毎日のように繰り返し唱えていたのかもしれない。
そしていつの間にか「ディオン」という部分だけが歩き始めた。
そして今、俺が欲しいのは『カノ・ディオン』になった。
誰だろうね。
そのようにして、俺の頭の中では現在「カノ・ディオンが欲しい」となっている。
文字ではちゃんと「彼女が欲しい」という言葉になっていても、俺の頭の中では必ず「カノ・ディオン」とね。
これからもずっとそうだろう。
もう早く頭から離れるか、考えないで済むようになりたい。
ふーい
俺、全体的に運が良いわー。すごいわー。
二週間ほど前、初めてスロットやった時には、後ちょっと、とかいう粘りがいらないほど瞬殺でやられた。
ギャンブル運と恋愛運的なものは皆無なんだけどね。
体感では5分くらいの間。依存症になる要素が一つもなかった。
自分でもね、ギャンブル運がないのは自覚してたからね、勝とうとか思って行ったわけじゃないの。
ただスロットのボタンをポチポチしてみたかった。それでジャラジャラ出てきたら楽しいかなと思って。
で、何もなし。逆にびっくりした。
パチンコも三回ほど行ったことがあるけどね、全負け。30分以上その場にいたことがない。
まあギャンブルはするな、という神様からのお告げでしょうかね。じゃあ、恋愛は・・、って話。
まあ、いいや。
えーと、今日はどうしよっかなー。
サイクリングにでも行こうかと思ってて、でも天気が微妙なんだよなあ。
前に山に登って、大雨でびしょ濡れになって、迷子になって、猫ににゃーって言ったら女の子に見られてて・・。
という不運があったが、まあ今日は大丈夫かな?
よーし!今日はやめ!
家で全力でダラダラしよう!
とりあえず俺は寝る。
そんで目が覚めた時には、可愛い女の子が横で寝てたら良いのにぬー。
疑問
野生の勘やばいわー。俺ってやっぱ鋭いわー。
いやー、何かね、昨日トイレでぼーっとしてたんですよ。そして何気なく天井を見たの。
じゃんじゃじゃーん、ゴキ登場。
小さいサイズのやつだったんだけどね、まあ無言でトイレを出たよね。
その天井を見た時にね、ONE PIECEのハンコックかな?ってくらい、俺は天井を見上げてまして。なぜか。
そんな普段はしないことを急にし出すんですよ俺。そしたら虫がいるんですよ、高確率で。
そんで退治するためにスプレー持ってきてやったったら、ポロっと天井から降ってきてね、超焦った。で、消えた。
1時間後くらいに、心の準備を整えて探したらさ、なんとまだ生きてた。
まあ今回の件に関して疑問なのが、なぜゴキが出たのか、ということ。
俺はね、暇さえあれば一日中でも、家の掃除をしてるんだよ。
特に拭き掃除が大好きで、家族に掃除を止められるくらいしてる。趣味なの。
三度の飯より掃除をしてたいの、ほんとに。
それくらいやってんのに、なぜ出てくるんだろうかと思ってね、そっちの面で結構、動揺してるわけです。
いや、もう心が折れた。ちょっと当分の間、立ち直れる気がしない。
いつも綺麗にしていたら苦手な虫は出ない、という自分の中の常識が崩れ去ったね。
あー、やだやだ。掃除しよ。
ワカメぇ
時代に追いつける気がしない。
mixiワカメぇ。
Twitterワカメぇえ。
Facebookワカメぇええ。
いっぱい、ありすぎぃ。
何もやってねーぞと思って、勢いでTwitterやってみたんだけど、仕組みもわかんないし、呟くこともないなあと思ってやめた。
呟いても「ワカメ」と「可愛い」と「おっぱい」くらいだな。
それにフォロワーが0という現実が、精神的にきて、1日ともたなかったのが一番の理由。
まあ誰にも教えてなかったんだけどね、何もしなくても増えるだろう、という謎の自信があったのでした。
何もしてなかったけど、想像以上にダメージが大きかったわー。
で、まあ、どうでもいい話なんだけどね、お気に入りのウエットティッシュがあるの。
黒い部分を押すとね、ぱかってなんの!
ほら、ぱかっと!
へへっ、つまんない。
友達欲しぃ。
ワカメみたいに増えたら良いのにぃ。
お・に・ぎ・り
頭がおかしいっぽいです、俺。
というのもね、今日は変な夢を見たのです。
タイトルをつけるなら・・
「おにぎり合戦」
おにぎりを投げ合おう!
という遊びのようでしたね。
名目は雪合戦だったんだけどね、みんなが真ん丸で大きく握られたおにぎりをスタンバってた。
おにぎりも雪のように白いけどね、投げちゃダメだよね。
もうね、当てられた者のみが知る辛さというか、重みがケタ違いでした。
しかも、ねちっこいし壊れない。
当たった時に受ける衝撃の方が「ズン」とか「ドゥン」とかだから、一溜まりもないの。
ほんとに。
そんでね、投げ合いというより、一方的。
一対三。
投げる隙がなくってさ、想像以上に合戦になってなかった。
節分の鬼になってた。
雪合戦って、こんなんだっけ?ってびっくりしてたら、更に攻めよってくんの、奴らが。
焦ってて、もうダメかも・・なんて思った。
でも実は俺もおにぎりを持ってた。
両手に掴んでたのにね、「手が空いてない、やばい、どうしよ」ってなってたの。
まあそんな感じで、手は空いてなかった。
はずなのに、相手に水をかけた、という奇跡が起こって助かった。
・・はい、という夢でした。
雰囲気的に、俺の腕は三本あったっぽい。
で、その手で水をかけたと。
もうほんとにさ、夢ってぶっ飛んでるよね。
まさか、おにぎりで身の危険を感じる時が来るとはね、さすがの俺も思わないよ。
結局、俺、おにぎり投げてない。
何か悔しい。